当院口腔外科で診察できる主な疾患は大きく分けて8つあります。
- 抜歯
- 智歯(親知らず)の炎症
- 口腔の炎症
- 口腔内、口腔周囲の腫瘍
- 口腔内、口腔周囲の外傷
- 口腔内の粘膜疾患
- 顎関節症
- インプラント
Oral surgery
重度のむし歯や重度の歯周病の場合、状況によってはやむなく抜歯を選択せざるを得ない時があります。全身的な状況や体調面を考慮し、よく相談をしながら進めていきます。
前歯から数えて8番目、お口の中で一番奥にある歯を智歯(親知らず)といいます。奥にあるのでブラッシングが行き届かないことが多く、炎症を起こす方が大変多いです。智歯の炎症の処置として親知らず周囲の洗浄、投薬を行い、場合によっては抜歯を行います。下の智歯は顎骨内の太い神経に近接している場合があり神経を損傷するとマヒが起きてしまう場合があります。その場合は当院にあるCTにて精査を行ってから抜歯を行ったり、大学病院を紹介したりします。
口腔の炎症は様々な原因で起こります。
むし歯が進行して歯肉が腫れたり膿が出てきたりするもの
歯周病が原因で歯肉が腫れたり膿が出できたりするもの
歯ブラシで傷つけたり、爪楊枝で傷つけたりしておこるもの
疲れやビタミンなどの不足により歯肉、舌、口唇にできる口内炎のようなもの
ヘルペスや、手足口病などのウイルスによるもの
などがありそれぞれ原因を解明し治療法を選択していきます。
口腔も体の一部なので様々な腫瘍が生じます。腫瘍は良性腫瘍と悪性腫瘍(口腔がん)に分かれ、舌、歯肉、頬粘膜、顎骨、唾液腺などに生じます。早期発見に努め、疑わしい場合は速やかに専門機関に紹介します。
転倒、ケンカ、事故、などにより顔の皮膚・口の中の粘膜の損傷、歯の破折、歯の脱臼、骨折など顔面に負った外傷に対しての治療を行います。負傷した部位にもよりますが、審美面での変化も問題となります。早期治療を行うことで機能・審美性の回復も可能ですので、お早めにご相談ください。
口腔粘膜疾患とは、歯肉、舌、頬など口の中の粘膜に発症する病気です。よく見られる症状として口内炎や白板症、扁平苔癬などがあります。
下記は顎関節症の3大症状といわれています。
・口を開けるとき、耳の前あたりでカクッというような音がなる
・口が開きにくくなった
・口を開けたり閉じたりするときに顎が痛む
顎関節は耳の前あたりにある関節です。頬杖をついたり寝相が悪かったり、噛み合わせがわるかったりすることで関節円盤(軟骨)を支える筋肉に緊張が加わると、下顎の骨の動きにあわせて関節円盤が動かなくなり、痛みや関節音、口が開きにくくなるという症状が現れます。他にも、生活習慣やストレス、姿勢の悪さなど原因は様々です。
それぞれの症状、原因に合わせた治療を行っていきます。
詳しくはインプラント専用ページへ
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